過去5年間のクラブの決算状況を見てみると、ガイナーレの健闘ぶりがよく分かります。
選手、監督、コーチらの人件費である「トップチーム人件費」はJ3の上から12〜14番目（平均12.8番目）ですが、年間順位は3〜12位（平均7.8位）です。
つまり他のクラブと比較して、概ね人件費以上の成果を上げているということです。強化部が頑張っていることを証明してますね。
更にこの間、決算全体の金額の増減はそれなりにあるものの、トップチーム人件費は全て106百万円〜114百万円に納まってますから、安定した強化が出来るよう、苦労して予算を工面した事がうかがえます。
収入増を目指す努力は当然必要ですし、実際大きな努力もしていると思いますが、このご時世簡単には行かないこともあるでしょう。そんな中でもトップチーム人件費を捻出し、勝ち点の上乗せに尽力するクラブの皆さんは、本当に素晴らしいと思います。
J2昇格は目指すべき目標です。（選手の個人昇格も私は肯定派です。）
しかしそれ以上にJ3に残留する、あるいはクラブを存続させることが一番重要だと思います。クラブもそれを踏まえて運営してるようにも見えて心強い思いもあります。
ネットでは色々な、時には心無い意見、コメントが載ることがありますが、ブレずに堅実な経営を心掛けて欲しいですね。
