Yells〜ガイナーレ鳥取を応援する

明治安田生命J3リーグ ガイナーレ鳥取(GAINARE TOTTORI)を応援する・エールを送るブログです!

二人の監督を比較する

去年お世話になった森岡さん、須藤さんの二人の監督を、今更ですが比較してみました。

 

森岡さん

試合数 総得点 総失点 総勝ち点

 12   17   17   18

それぞれ1試合当たりは

     1.42  1.42  1.50

 

須藤さん

試合数 総得点 総失点 総勝ち点

 22   44   30   35

それぞれ1試合当たりは

     2.00  1.36  1.59

 

1年間を通して

試合数 総得点 総失点 総勝ち点

 34   61   47   53

それぞれ1試合当たりは

     1.79  1.38  1.56

と、なります。

 

ここで両氏の数字を比べてみます。

まず、須藤さんの1試合当たりの得点2.00は光ります。攻撃は確かに活性化したと言えるのではないでしょうか。

反面、失点はあまり改善してないことが分かります。また、勝ち点もそれほど大きく伸びている訳ではありません。数字だけを見れば、そのようになります。

森岡さんは一昨年にJ3のチームを初采配し、また昨年は大きくメンバーが変わり、ほぼ新らしいチームをまた立ち上げたような感じになって、難しい面も多かったと思われます。その中で2018年のガイナーレの骨組を作り、さあこれから、というところでの解任だったので残念な思いが強かったのではないでしょうか。少々負けが続いたということはありましたが、私としてももう少し森岡さんの采配を見たかったという思いがあります。

須藤さんは、森岡さんとは逆にほぼ形があるチームを引き継ぎ、そこに自分のカラーを加えるという別の難しさがあったと想像してます。それなりの成績を出しているチームで既存の選手、コーチ、スタッフの中に一人だけ飛び込んでゆく訳ですから。須藤さんにはガイナーレも契約更新のオファーをしたようですが、家庭の事情で叶わずこれも残念です。

二人の監督は、それぞれ難しい仕事をしてくれたと思っています。2017年は最下位のチームを、ここまで強くしてくれたことに感謝してます。どちらの監督が優れているとか、そんなことは私に分かる訳もありませんし、数字だけで判断できるものでも、もちろん無いでしょう。

ただ、こうして数字を並べてみると、二人の監督は2018年のガイナーレの躍進を上手に導いてくれた、素晴らしい指導者だったと思います。

改めて森岡さん、須藤さんに感謝したいと思います。